姉、ちゃんとしょうよっ!VSつよきすアナザー 
              ~透子VS祈~ 3 | 
           
          
            
              
                  
                    祈「釣りでしたら、それこそ奥の公園がよろしいですわー」 
                         
                        透子「釣りは釣りでもその釣りじゃないのよ、OK?」 
                         
                        祈「……何やら、あなたとは分かり合えない気がしますわね」 
                         
                        透子「うふふっ。それは近親憎悪ってものじゃないのかしら?」 
                         
                        祈「ここは私のテリトリーですから、よそ者は早く帰ってくださいな」 
                         
                        透子「地元のめぼしい子はみんな食べちゃったのよね、OK?」 
                         
                        祈「教師の風上にもおけませんわー」 
                         
                        透子「それはお互い様じゃないのかしらね」 
                         
                        祈「私は自ら反面教師となって生徒を導いていますから問題ありません」 
                         
                        透子「あら? 生徒から人気が無いといざって時に困るんじゃないのかしら?」 
                         
                        祈「その時は皆さん揃って烏賊島に島流しですわー」 
                         
                        透子「OKOK、なかなか厳しい先生でいらっしゃること」 
                         
                        祈「そういえば、先ほどついでにあなたのことも占ってみましたが。お察ししますわー」 
                         
                        透子「あらあら、世の中には知らないことがいいこともあるのに悪い先生ね」 
                         
                        祈「いえいえ、この世の中で教師をやっていくのには必要なスキルですわ」 
                         
                        透子「そろそろ世間話はオシマイでOKかしら? さっき無垢そうな子がいたのよね」 
                         
                        祈「フカヒレさんでしたら即日テイクアウトオーケーですわ」 
                         
                        透子「遠慮しておくわ。素材はしっかり自分の目で見ないと。OK?」 
                         
                        祈「あらあら、なかなか察しがいいですわね。つまらないですわー」 
                         
                        透子「ちなみに、女の子に囲まれたら右往左往しちゃう優柔不断な子がいいわねー」 
                         
                        祈「そんな都合よく恵まれた人なんて対馬さんぐらいしかいませんわー」 
                         
                        透子「それじゃあその子でOKよ」 
                         
                        祈「しっかり自分の目で見ないと分からないのではありませんでしたか?」 
                         
                        透子「それじゃ、適当に一人で探すからOKよ」 
                         
                        祈「まぁ、それでは適当に頑張ってくださいな。どうせ部外者は竜鳴館には入れませんし」 
                         
                        透子「こっちも奥の手はあるからOKOK。バイバイ」 
                         
                        祈「行ってしまいましたわー。時間も経ちましたし、帰ってドラマの再放送でも見ますかねー」 | 
                   
                
               
               
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