姉、ちゃんとしょうよっ!VSつよきすアナザー 
              ~透子VS祈~ 1 | 
           
          
            日差し穏やかなとある一日。ぺろぺろきゃんでぃを舐めつつ、祈がのんびりと道を歩いていた。 
               
              
                
                  
                    祈「今日も暖かくて眠くなりますわー。実際に3時間ぐらい寝坊しましたけど」 
                       
                      祈「大きな雲が出ていて雅ですわね。まるで砲丸みたいですわ」 
                       
                      透子「あっちょうどいいところに。ちょっとそこの人、OKですか?」 
                       
                      祈「なんですか? 私、今お給料が減るか減らないかの非常事態なのですが」 
                       
                      透子「そのワリにはスローリーに歩いているように見えますけど」 
                       
                      祈「自分の限界は自分が一番分かりますわー」 
                       
                      透子「まぁ、それはどうでもOKなことね。それで、うちのクラスの生徒を探しているの」 
                       
                      祈「――なぜ、私に?」 
                       
                      透子「あなたも先生のようですから(でも、なんで名簿持ち歩いてるのかしら?)聞いてみたんだけどOK?」 
                       
                      祈「あまりオーケーではありませんわ。私、一秒たりとも無駄な時間を過ごしたくありません」 
                       
                      透子「鎌倉銘菓の手焼きせんべいでOK?」 
                       
                      祈「とても有意義な時間ができましたわー」 
                       
                      透子「飴を舐めてるところを見て確信した私はエクセレントね」 
                       
                      祈「それではゆっくりベンチにでも腰を下ろしてお話を聞きましょう」 
                       
                      透子「あれ、急いでいるんじゃなかったのかしら?」 
                       
                      祈「時は寝てても過ぎますわ」 
                       
                      透子「こっちも特に急いでいるわけじゃないからノープログレム。OK」 
                       
                      祈「あまり学校には近づかないで下さいな、鉄さんに見つかると怒られますので」 
                       
                      透子「OK。同僚の教師とかに見つかったら何言われるか分からないものね」 
                       
                      祈「鉄さんは帯刀を許されてる風紀委員長ですわー」 
                       
                      透子「随分とクレイジーな学校じゃない。そういうスリルだーいすきよ」 
                       
                      祈「私はもう飽きましたわー」 
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